タロットコレクションを始めるには、まずテーマを1つ決め、それからゆっくりデッキを足していき、状態のよい完全な版を選びましょう。実際に使うデッキを絞って並べた棚は、思いつきで買った山より、ずっと価値があります。
箔がお好みなら、相性のよい2組がHolographic Crystal Foil Tarotと、ゴールドのレインボー箔を使ったMoonlightです。並べて棚に置くと映えます。
箔の2組
1つの棚に箔のデッキを2組いかが?


なぜタロットデッキを集めるのか
集める理由は、たいてい4つあります。絵が好きな人にとって、カードは1枚ずつが小さな絵で、デッキはポケットサイズの画集のようなものです。歴史が好きな人は、ひとつひとつの版に、その時代にこの伝統がどう印刷されたかを見ます。
リーディングの幅のために集める人もいます。気分、質問、セッションの種類ごとに違うデッキを使うのです。丁寧に作られたものを持つこと自体が楽しい、という人も多くいます。どの理由にも、大きな予算や珍しいデッキは要りません。コレクションは、まず見て読む習慣であり、物を集めることは二の次です。
タロットコレクションのテーマを決める
テーマがあると、コレクションに筋が通り、出費も抑えられます。多くの人に向いているテーマは4つです。
- ひとつの伝統を、いくつもの版で。パメラ・コールマン・スミスが描いた1909年のクラシックな絵柄は、マット、フチなし、箔、ホログラムの版で出ています。忠実な複製では場面が変わらないので、印刷、色、仕上げを並べて比べられます。英語圏ではこの伝統は通常ライダー・ウェイト(Rider-Waite)と呼ばれます。背景は、1909年のデッキの歴史を短くまとめた記事をご覧ください。
- 仕上げ。やわらかなマットのデッキを、ゴールド箔のデッキとホログラムのデッキの隣に置いて、同じ種類の絵が表面によってどう変わるかを見ましょう。
- ひとりの画家。ひとりのイラストレーターを、さまざまな版でたどります。1909年のクラシックが好きなら、その背後にいる画家の物語から始めるのがおすすめです。
- 歴史的なデザイン。フランスのマルセイユ版のように、古い型に従ったデッキを集めます。数札に場面ではなく、スートの模様が描かれています。何に注目するかは、ヴィンテージタロットデッキのガイドで紹介しています。
最初の1年は、テーマを1つに絞りましょう。2つ目のテーマは、あとから足せます。たとえば「1909年のクラシックな絵柄のマット版と箔版」のようにテーマを1文で書いておくと、合わないデッキを見送りやすくなります。
コレクションにふさわしい版とは
コレクションにふさわしいことは、希少であることとは限りません。長く棚に置いておけるデッキには、次のような点があります。
- 印刷の質。カードの厚みが明記されていること、仕上げ(マット、光沢、箔)がはっきりしていること、色の見当がきれいに合っていることを確かめます。質のよいタロットデッキの見分け方の記事に、確認点をまとめています。
- 版の情報。版、仕上げ、内容を明記している販売者のほうが、写真しか載せていない販売者より信頼できます。
- 発行部数。限定部数を明記しているメーカーもあります。記載がなければ、その版が希少だとは考えないでください。
- 状態と欠品。78枚がそろい、箱とガイドブックが元のまま、フチがきれいで角の折れがないことです。
どのデッキも、価値が上がるとは限りません。自分が持ちたいものを買い、欠品のない状態を保ちましょう。読んで楽しいデッキは、市場の評価にかかわらず、すでに良い一組です。
コレクションのテーマ早見表
| コレクションのテーマ | 例 | 見るポイント |
|---|---|---|
| ひとつの伝統を、いくつもの版で | マット、フチなし、箔の版にある1909年のクラシックな絵柄 | カードの順序が同じで、忠実な複製では場面も同じ。カードの厚みと仕上げが明記されていること |
| 仕上げ | マットのデッキ、ゴールド箔のデッキ、ホログラムのデッキ | 箔がむらなく乗っていること、保護ラミネート加工、カードの厚みの記載 |
| ひとりの画家 | パメラ・コールマン・スミスの1909年の作品をもとにした版 | 画家のクレジットが明確で、刷りが変わっても色が一定していること |
| 歴史的なデザイン | スートの模様で構成されたマルセイユ版のデッキ | 模様の配置が読みやすく、販売者がその伝統を説明していること |
| 雰囲気や配色 | 天体・月のデッキ | まとまりのある配色と、カードサイズでも読みやすいシンボル |
保管とお手入れ
コレクションをよい状態に保ついちばん簡単な方法は、しっかり保管することです。デッキは1組ずつ自分の箱に入れ、持ち歩くなら布のバッグに入れます。箱は立てても寝かせても構いませんが、インクを色あせさせる直射日光と、カードを反らせることのある熱は避けてください。
ラミネート加工のカードはキズに強く、やわらかい布で拭けるので、読み込むデッキに向いています。箔のカードは、縁を持って扱うときれいに保てます。印刷版のガイドブックは、デッキと同じ箱に入れておき、セットが離れ離れにならないようにしましょう。
デッキの探し方
デッキは、マーケットプレイス、書店、スピリチュアル系のショップ、メーカーの公式ショップで見つかります。
中古のデッキは古い版を探すのに役立ちますが、リスクもあります。カードが欠けていたり、跡がついていたり、箱が傷んでいたり、ガイドブックがなかったりします。実際のカードの写真を求め、内容物を数え、出品情報を版の説明と照らし合わせてください。
3組で始めるコレクションの順序
初めて集める方に、たくさんのデッキは要りません。この順序なら、最初の買い物が無駄になりません。
- 読むためのデッキ。毎週使うマットのデッキを選びます。Borderless Vintage Light Editionは、白い350 gsmのカードにマットなキズ防止ラミネート加工で、読書灯の下でも反射しません。
- 箔のデッキ。次に、カードを傾けるたびに絵柄が虹色に変わるHolographic Crystal Foil Tarotを足します。
- 対比のデッキ。最後に、黒いカードにゴールドのレインボー箔を使ったMoonlightを加えて、暗い土台とゴールド箔が見た目をどう変えるかを確かめます。
これらのデッキのカードは約7×12cmなので、同じ場所にまとめて保管できます。どのセットにも、印刷版のガイドブックと保護ボックスが付きます。
この順序の最初にある、マットな読むためのデッキには、パメラ・コールマン・スミスの1909年のオリジナルのイラストを使ったBorderless Vintage Tarot(Light Edition)をご覧ください。
読むためのデッキ
毎週読める、落ち着いたマットのデッキ

ボーダーレス・ヴィンテージタロットカード — ライトエディション、1909年クラシックアート
1909年のオリジナルのイラストを、白い350 gsmのカードにマットなキズ防止ラミネート加工で印刷し、印刷版ガイドブックが付きます。
このデッキを見るタロットコレクションのQ&A
初めて集める人は、まず何組買えばいいですか?
まずは毎週読む1組から始め、2組目と3組目は、最初の1組を使ってから足しましょう。選び抜いた3組があれば、大きな棚にする前に、どの仕上げ、配色、サイズが本当に好きかが分かります。
コレクション向けのタロットデッキは、よい投資になりますか?
誰にもそれは約束できませんし、このガイドは投資の助言ではありません。価値は需要で決まり、どのデッキがのちにどう評価されるかは、当店にも分かりません。眺めたい、読みたいと思うデッキを買ってください。
コレクションのデッキで読んでもいいですか?それとも手を付けずに取っておくべきですか?
読んで構いません。特にラミネート加工のカードは、キズに強く、拭いて汚れを落とせます。1組を完璧な状態で残したいなら、箱に入れたまま保管し、日々のリーディングには別のデッキを使いましょう。
タロットデッキはどう保管すればいいですか?
デッキは1組ずつ自分の箱かバッグに入れ、立てるか寝かせて、直射日光と熱を避けて保管します。箱の上に重いものを積まず、ガイドブックはデッキと一緒にしておくと、セットがそろったままです。
中古のタロットデッキを買っても安全ですか?
丁寧に確認すれば大丈夫です。実際のカードの写真を求め、78枚、箱、ガイドブックがそろっていることを確かめ、商品写真しか載っていない出品は避けてください。
タロットコレクションは、1組ずつ丁寧に選ぶほどよく育ちます。箔の路線がお好みなら、次の1組には箔のタロットカードのコレクションをご覧ください。Dark Forest TarotはEtsyで20,000件以上の高評価レビューをいただいており、当店のデッキにはすべて印刷版のガイドブックが付きます。
Rider-Waite(ライダー・ウェイト)は U.S. Games Systems, Inc. の登録商標です。Dark Forest Tarot は U.S. Games Systems とは提携関係にありません。

