05 / 印刷会社の選び方

タロットカードの印刷はどこに頼む?小ロットで選べる4つの方法を比較

2026年9月21日、米国の検索でタロット印刷として上位に出てくる印刷会社8社の公開ページを確認しました。カード・箱・小冊子をまとめた価格を公開している会社は1社もなく、送料を価格の隣に載せている会社も1社もありません。読めたのは7社で、1社はページ自体を読み取れませんでした。

タロットの印刷で迷う理由はここにあります。集めた見積りはどれも少しずつ違うものを指しているため、1デッキあたりの数字がいちばん安くても、完成品として最安とは限りません。このガイドでは公開されている数字を並べ、それぞれが何を含むのかを示し、2つの見積りを同じ条件で比べるための4つの質問をまとめました。

9★)をいただいています。

Etsyで2万件以上の高評価レビュー(4.9★)。 自社で企画・印刷したデッキをお買い上げのお客様からいただいた評価です。そのレビューの裏にある同じ工房が、お客様のデッキも印刷します。

4つの方法を比較する

DARK FOREST · 印刷ガイド · 更新 2026/09/21

印刷済みの箱の前にカードを扇状に広げて並べた、Dark Forestのタロットデッキ3種
在庫から撮影した完成品のDark Forestデッキ。カードと印刷済みの箱が、2つの見積りではなく1つの商品になっています。

公開ページより確認(2026/09/21)

4つの方法。
デッキ全体の価格を示す会社は他にありません。

8社中0社
カード・箱・小冊子を
まとめた価格を公開
8社中0社
送料を価格の隣に
掲載
1〜500
4つの方法における
最小注文数の幅
12デッキ
Dark Forestの最小ロット
送料は別途表示

以下の数字はすべて、各社が自社ページで2026年9月21日に公開していた内容です。価格や最小注文数は変わりますので、検討の前にご確認ください。品質を評価するものではなく、各社が公開している情報だけを比べています。

タロットカードの印刷はどこでできますか?

タロット印刷を受けている方法は大きく4つあります。2026年9月21日に、米国の検索でタロット印刷として上位に表示された8社の公開ページを確認しました。1部から作れるオンデマンド印刷サービスは最小注文数の記載がなく、カードのみを1デッキずつ販売しています。受注生産型の出版サービスは25デッキ(印刷済みの箱は50デッキ)を推奨し、価格は一切公開していません。海外のオフセット工場は200〜500デッキから受注し、数量が増えるほど単価が大きく下がります。内容はカードと差し込み式の箱で、小冊子は別料金、工場渡し価格の場合も多くあります。小ロット専門のカード印刷が4つ目の方法です。Dark Forestは12デッキから、78枚のカードと印刷済みの箱を揃えた完成セットを印刷します。価格は¥2,516/デッキ(12デッキから)、送料は別途、日本円でご請求です。確認した8社のうち、カード・箱・小冊子をまとめた価格を公開している会社も、送料を価格の隣に載せている会社もありませんでした。

米国の検索で上位に出るタロット印刷会社8社の公開ページ(2026/09/21確認)から見た4つの方法
方法 一般的な最小注文数 最小ロットでの公開価格 箱と小冊子 送料の公開 校正・納期・製造地
小ロット専門のカード印刷
当社はこちら
12デッキ ¥2,516/デッキ(12デッキから)・送料別・日本円でご請求 78枚のカードと印刷済みの箱を1つの価格に含む あり(別途表示) デジタル校正 ・ 承認後の制作と配送で3〜4週間(15〜20営業日) ・ ウクライナで印刷
1部から作れるオンデマンド印刷サービス 記載なし(1デッキから) 1デッキあたりで提示 カードのみ(シュリンク包装)。箱と小冊子は有料オプションで、小冊子がないページもある なし 9月21日の調査の対象外
受注生産型の出版サービス 推奨25デッキ ・ 印刷済みの箱は50デッキ 価格の公開なし(見積りのみ) 記載なし。小冊子は価格未掲載のオプション なし 9月21日の調査の対象外
海外のオフセット工場 200〜500デッキ 数量に応じて単価が下がる ・ 1社は金額の記載なし カードと差し込み式の箱。小冊子は別料金の別作業 なし(1社は工場渡し価格で送料別と明記) 9月21日の調査の対象外

8社のうち1社は、9月21日に2回試みましたが、コンテンツではなく確認用ページが返されたため読み取れませんでした。推測で数字を載せず、8社の数には含めたうえで数字は空欄としています。用紙や仕上げごとに複数の料金表を持つ会社については、そのページで公開されている最も低い金額を、その方法の数字として示しています。

見積りの価格は何を含んでいるか

お客様に購入していただくタロットデッキは、カード、それを収める箱、カードを解説する小冊子という3つの印刷物でできています。ところが、提示される価格のほとんどは、このうち最初のカードだけの価格です。

2026年9月21日に8社のページを読んだところ、4社は箱なしのシュリンク包装カードが標準で、差し込み式の箱、リジッドボックス、缶、袋は有料オプションとされていました。さらに2社は、箱を表示価格に含めているものの、小冊子はサイズ・製本・用紙を別に選ぶ別の印刷作業として扱っています。1社は価格をまったく公開していません。3つすべてを含む1つの金額を示している会社は、8社中1社もありません。

送料も、もう一つの見えないコストです。8社のうち価格の隣に送料を表示している会社はなく、1社は注記で「価格は工場渡しで送料を含まない」と明記し、もう1社は見積り欄の送料が未入力のまま表示されていました。体積のわりに重く、海を越えて運ぶことが多い商品で、これは無視できる誤差ではありません。

ですから、比べるべきなのは「価格がいくらか」ではなく「価格が何を含んでいるか」です。箱も小冊子もないセット価格に送料を足しても、完成したデッキと競い合っているのではなく、別の商品の見積りを見ているにすぎません。Dark Forestは12デッキから完成セットを提供しています。ラミネート加工の78枚のカードと標準の折りたたみ箱を含み、価格は¥2,516/デッキ(12デッキから)、送料は別途かかります。日本円でご請求します。

タロットカードの印刷はどこがおすすめ?

万人にとっての最適な1社はありません。そう言い切るページは、何かを売りたいだけです。市場はほぼ「受けてもらえる最小の注文数」で分かれており、その数字によって、自分がどの帯に入るかが決まります。

必要な数量 合う帯 何が必要になるか
1〜11デッキ 最小注文数の記載がない、1部から作れるサービス 1デッキあたりの価格で、カードのみ。手元に1セットは持てますが、利益を乗せて販売するのは難しい水準です。
12〜192デッキ 小ロット生産 完成したデッキ。価格は日本円建ての料金表で確認できます。箱付きの商品として成立する最小の数量で、卸売の単価で購入できます。
200デッキ以上 オフセット印刷会社 200デッキから単価が下がり、数量が増えるとさらに下がります。ただし箱のグレードアップ、小冊子、送料は別です。単価は最安ですが、まとまった数量を引き受けることが前提です。

印刷価格を見る

単価だけで帯を選ぶのが落とし穴です。最小200デッキで単価が低いと、12デッキより得に見えます。しかし実際には、まだ誰も買っていない商品に大きな在庫投資をすることになり、そこに箱、小冊子、他の大陸からの輸送費が加わります。最小500デッキなら、その何倍もの負担です。

合う帯とは、読みが外れても吸収できる帯です。予約注文、支援者、すでにタロットが売れている棚があるなら、一つ上の帯へ進んでかまいません。そのデッキが売れるかを確かめる段階なら、売ってもよいと思える完成品を作れる最小の数量が正解です。今回確認した8社のページでは、その最小は12デッキでした。

タロットカードを印刷できる業者の種類

この仕事を受ける業者は大きく3種類あり、それぞれ失敗の仕方が違います。

  • オンラインのカード印刷サービス。ブラウザ上でデッキを組み立て、すぐに価格を確認し、最後にデータをアップロードします。カード部分については早くて分かりやすい反面、箱と小冊子は自分でオンにし忘れやすいオプションであることが多く、送料を足すと表示価格が総額になることはまずありません。
  • オフセット印刷会社。最小200デッキや500デッキといった、本格的な商業印刷の数量です。単価は市場で最も有利で、見積りはメールで受け取り、工場渡し価格であることも少なくありません。つまり、提示された金額は、貨物業者が入る前の数字です。
  • 地元の印刷所。電話を1本入れてみる価値はありますが、それ以上は期待しにくい選択肢です。カード用紙、角丸加工、ラミネート、折りたたみ箱は、ポスターや名刺とは別の領域で、多くの印刷所は結局どこかに外注します。

脚注にある工場渡し(EXW)という言葉には注意してください。今回確認した8社のうち1社は、掲載価格にはすべて自社工場からの送料が含まれないと明記していました。商業印刷では普通のことで、まったく公正な表示です。ただし、運賃の見積り、通関の扱い、届け先が揃うまでは、1デッキあたりの比較に意味がないということでもあります。

当社の場合、配送料は商品代金とは別で、保険付きの配送料がチェックアウト時にお届け先の国に応じて計算されます。受注生産のデッキはウクライナで印刷しています。

オリジナルタロットカードを作るには?

方法は2つあり、お客様に求めるものがまったく違います。

ご自身のイラストで作る場合。イラストはお客様にご用意いただき、当社が印刷します。データとしては、クリーンなカードPDFが1つ、PDFガイドブックのページ、箱の面を、無料テンプレートがあらかじめ設定したサイズで用意します。正確なページ数、キャンバスサイズ、裁ち落とし、安全領域は入稿ガイドとテンプレートのページに掲載しており、ダイラインとクリーンな製作用データを無料でダウンロードできます。印刷会社を比べるときに確かめたいのは、お金を払う前にこれらの数字を教えてくれるかどうかです。タロット以外の形式も、同じ注文の流れで、トレーディングカード、トランプ、カードゲーム、単語カードを、それぞれのカード枚数で見積もれます。全形式の比較はオリジナルカード印刷をご覧ください。

当社のデザインにご自身のブランドを載せる場合。イラストは一切ご用意いただく必要がありません。既存のカタログから対象の78枚デッキのデザインを選び、お客様ご自身の名前、ロゴ、パッケージを載せます。完成データのご提供や、ロゴ・社名・QRコードの軽微な修正は無料です。3つのオプションのレイアウト作成は60デッキ未満では有料(金額はお見積りに表示)、同一デザイン60デッキ以上では無料で含まれます。内訳は箱とPDFガイドブックの選び方ガイドに記載しています。

この注文の流れは、他社と比べる価値があります。珍しい順序だからです。まずチェックアウトで注文全額をお支払いいただきます。お支払い前にデータのアップロードや校正の承認は必要ありません。ご注文後、当社からメールでご連絡し、データと準備サポートの内容を確認します。制作は、お客様が確定データを承認してからはじまります。承認後の制作と配送には、3〜4週間(15〜20営業日)を見込んでください。これは計画上の目安であり、お届け日の保証ではありません。

どの印刷会社の規約でも読んでおきたい項目が、ご自身のイラストがその後どう扱われるかです。ご提供いただいたデータの所有権はお客様にあります。ご注文の準備と履行のために当社が使用する許可は、イラストの転売やライセンス供与、公開掲載、AIモデルの学習への利用を認めるものではありません。2026年9月18日に20社の印刷会社サイトを確認したところ、どちらの立場も明記している会社はなく、1社が秘密保持契約を掲載しているだけでした。

自宅のプリンターで印刷できる?

できます。ただし条件が2つあります。イラストがご自身のものか、権利上まったく自由であること(無料PDFとして出回っているデッキの多くは違います)。そして、出来上がるのは商品ではなく試作品であると割り切ることです。家庭用プリンターで何ができて何ができないかは、自費出版のチェックリストにまとめています。このガイドは、本番の印刷をどこで行うかについての記事です。

試作が役立つのは、お金をかける前です。表面を原寸で印刷して切り、手に取ってみてください。文字が小さすぎるカードや、重要な図柄が断裁線にかかるカードが、3〜4枚は見つかるはずです。本番の印刷で大量に失敗する前に気づけます。無料テンプレートには安全領域が示してあるので、このテストは試す価値があります。

印刷会社を選ぶのではなく、バッチ印刷と1部ずつの自動サービスとで迷っている場合は、別の判断になり、専用のガイドがあります。ロット印刷とオンデマンド印刷の比較をご覧ください。

70 × 120 mmと50 × 90 mmの2つのカードサイズで、オリジナルのカードと箱のブランド展開を示したDark Forestのコンセプトシート
2つのカードサイズと、箱へのブランド配置を示したコンセプトシートです。イメージであり、実際のお客様の制作事例ではなく、特定の仕上げを保証するものでもありません。

見積りを比べるための4つの質問

どの印刷会社にも、同じ4つのことを同じメールで尋ねてください。そうすれば、見積りの比較で「りんごとみかん」を比べることがなくなります。4つとも、上の8社のページに書かれていなかったことから生まれた質問です。

  1. この価格には箱と小冊子が含まれていますか。それとも別料金ですか。8社中4社は、標準の梱包がシュリンク包装です。箱と小冊子を含めた金額を出してもらいましょう。
  2. 保険料込みで、私の住所までの送料はいくらですか。8社とも公開していません。単価を比べる前に、書面で受け取ってください。あわせて、その価格が工場渡しかどうかも確認します。
  3. 何を、どんな形式で用意すればよいですか。ページ数、ページの順序、キャンバスサイズ、裁ち落とし、安全領域。1通のメッセージで答えられない会社は、あとで2週間分の手間を生みます。
  4. 支払いから制作までの間に何が起こりますか。校正はありますか。自分で承認できますか。制作が始まってから何をまだ変更でき、変更にいくらかかりますか。

デッキが大切なものであれば、5つ目も尋ねる価値があります。契約書は、その後のイラストの扱いについて何と書いているか。費用がかからず、聞きそびれたときの損失がいちばん大きい質問です。

候補選びから印刷の承認まで

イラストが完成していて、12〜192デッキの販売できる箱入りデッキがほしい場合は、これがいちばん短い道筋です。データを無料テンプレートで確認し、数量を選び、ご注文ください。12デッキから完成セット。¥2,516/デッキ(12デッキから。24 / 48 / 96 / 192デッキで¥2,358 / ¥2,041 / ¥1,883 / ¥1,725)、送料は別途、日本円でご請求です。印刷の前に、お客様が校正を承認します。

クリエイターではなく店舗の方なら、そもそも印刷は不要です。卸売カタログには、同じ12デッキ最小ロットで同じ価格表の完成デザインが24種類あり、仕入れ原価と販売価格の計算で実際の試算ができます。

準備ができたら、ご自身のイラストでタロットを印刷する計画を立てるか、既存のデザインに自社ブランドを載せるへ進んでください。お支払い前に、仕様と最終的な合計金額を必ずご確認いただけます。

タロット・オラクルカード 印刷 料金表 小ロット 12デッキ〜

小ロットで印刷する場合の料金は、次の2つの表のとおりです。数量は12の倍数で、12〜192デッキ。途中の数量は次の12の倍数に切り上げます。価格にはカードと印刷済みの箱が含まれ、送料は別途、お支払いは前払いです。ウクライナ(Made in Ukraine)で製造しています。

78枚のタロットデッキの料金です。

数量1デッキ合計(送料別)
12デッキ¥2,516¥30,192
24デッキ¥2,358¥56,592
48デッキ¥2,041¥97,968
96デッキ¥1,883¥180,768
192デッキ¥1,725¥331,200

44枚のオラクルカードデッキの料金です。

数量1デッキ合計(送料別)
12デッキ¥2,018¥24,216
24デッキ¥1,802¥43,248
48デッキ¥1,508¥72,384
96デッキ¥1,378¥132,288
192デッキ¥1,233¥236,736

納期は、データ承認後3〜4週間です。送料はお届け先の国に応じてチェックアウトで計算され、デッキの価格とは別の行でご請求します。ご自身のイラストで作る流れはタロットカード オリジナル印刷のページで、数量が決まっている方はご注文ページからご注文いただけます。

追加のよくある質問

タロットカードの印刷は何デッキから、いくらで頼めますか?

12デッキから頼めます。78枚のタロットデッキは12デッキで¥2,516(1デッキ)、合計¥30,192で、192デッキなら¥1,725(合計¥331,200)です。価格にはカードと印刷済みの箱が含まれ、送料は別途、前払いです。数量は12の倍数で12〜192デッキです。

オラクルカードも小ロットで印刷できますか?

できます。44枚のオラクルカードデッキは12デッキで¥2,018(1デッキ)、合計¥24,216で、192デッキなら¥1,233(合計¥236,736)です。タロットと同じく数量は12の倍数で12〜192デッキ、納期はデータ承認後3〜4週間、送料別、前払いです。

見積りを比べる前に、相手がどの種類のメーカーかを知っておくと役立ちます。タロットカードのメーカー選びでは、3種類のメーカーと、それを見分ける7つの質問をまとめています。